前職は公益法人にて、自動車の加工技術データベースの開発・立ち上げ・運用に携わってきました。
このデータベースは自動車そのものと、それにまつわる素材・機械・部品などのメーカー様や国内外の大学・研究所様など多数の研究者・技術者・加工車の協働によって作られたものです。
このプロジェクトに参加して、印象に残ったのは日本の技術者たちのモノづくりに取り組む姿勢でした。身についた基礎技術、経験に裏打ちされた技能の両輪で、日本車は出来上がっています。
海外で日本車は性能、品質、価格に優れていると根強い人気を誇っています。その人気の根源は、真摯にモノづくりに取り組む経験豊かな技術者たちの熱意だと思っています。
国内で低迷する日本車市場の打開策の一つが海外への販路です。私がこれまで培ってきた経験と知識を、世界への道を拓くことで活かしていきたい、その信念を持って設立いたしました。
自動車知識を活かした貿易によって、日本、そして世界が豊かになる礎となることができればと思います。
日本車貿易合同会社
業務執行社員 新谷 聰